<   2010年 11月 ( 13 )   > この月の画像一覧

 

Eternal Mirage(101)

 粉雪舞うプロンテラ。今年ももうじきクリスマスの様相を関しだしてくる、そんな季節になってきた。
「さすがに寒いわねぇ」
 暖炉を前にしてルシアがつぶやく。露出の多いセージの服の上にシルバーローブをまとっているが、それでも暖を取らずにはいられないほど冷え込んできている。
「あんたは異世界行ってマヌクエリアで色々してるんでしょ? あっちの方がルティエ並みに雪が降り積もってるでしょうが」
 チャンプの衣装に身を包みながら、クリシュナはルシアに声をかけた。
 そんな2人をよそに、厨房から淹れたての紅茶を用意するフレア。彼女にしてみれば暖炉も厨房も暖かいので、それほど寒さを感じてはいないようだ。
「・・・で、うちの若い衆はまだ降りてこないか」
「最近めっきり冷えてきたからねぇ。そのうち降りてくるでしょ?」
 暖炉の前を陣取ってまきをくべるルシア。そんなおり、まず最初に降りてきたのはヴァーシュだった。
「叔母様おはようございます」
「ああ、おはよう」
 普段着に着替えて降りてきたヴァーシュが洗面所で顔を洗い食卓につくと、さっとフレアが紅茶を差し出す。
 次に降りてきたのはネリスだった。
 スパノビの服だけじゃ寒いのか、降りてきて早々ルシアの隣を陣取る。
「叔母さんおはよう」
「おはよう。あんたも寒い格好してるわねぇ」
 クリシュナがあきれながらネリスを見てるが、まだ着替えてきてるあたりましなようである。
「おはよ~」
 最後に降りてきたル・アージュだったが、こちらは寝巻き姿のままだった。
 気の抜けたような挨拶を済ませると、フレアの紅茶を飲んで洗面所へと向かう。
「ほら、ネリスも顔洗っておいで」
「は~い」
 暖炉の暖かさに後ろ髪を引かれながら洗面所へと赴くネリス。入れ違いにル・アージュとすれ違うが、目が覚めたのかル・アージュは食卓にはつかず、2階の自分の部屋へと戻っていった。
 一方その頃、ヴァーシュは食卓についたまま髪留めをはずして、長い髪を丁寧に櫛でとかしていた。
「ヴァーシュ姉、終わったら櫛借りてもいいかな?」
「いいわよ。でももうちょっと待ってね」
 数分後、ヴァーシュから櫛を借りたネリスが髪をとかしていると騒々しくル・アージュが階段を下りてくる。
「フレア、お茶!」
 普段着に着替えてきたル・アージュの前に、待っていたかのように紅茶を差し出すフレア。
 こうして女所帯の面々がそれぞれの格好で食卓についた。
 朝食はシチューにパン。そしてサラダとホットミルクが用意された。
 5人が『いただきます』と手を合わせ、女所帯の朝食が始まる。フレアは相変わらず厨房で食べているが、もうそれが当たり前のようになっているので誰も食卓へは誘わなくなった。
 寒い朝だがホットミルクが体の芯から温めてくれる。生野菜の苦手なネリスも最近では文句も言わず食べるようにもなった。
「ルシア叔母様は今日も異世界なんですか?」
「いんや、今日はジュノーまで出かけてくる。私の服、替えがもう無くなってきたから配給してもらわないと着るものがなくなる」
 ルシアにとって異世界の調査は、身を削るらしく行く度にぼろぼろになって帰ってくることがおおい。
 それが多少であればフレアが縫いつくろってくれているが、さすがに限界と言うものがある。
「とりあえず10着ぐらい配給してもらうか・・・」
「叔母さん、私もついてく?」
「そうしてくれると助かるけど、たまには一人で行ってくるわ。ジュノーの図書館にも用事あるしね」
 そして数分後、朝食が終わり女所帯の面々はそれぞれの用事を済ませに出かけていった。今日の留守番はネリスとフレアだけ。まぁ日常の事だから、それ自体は珍しくはない。
 淡々と食器を洗っているフレアを見ながら、ネリスは居間のソファーで転寝を始めた。
 いつしかお昼になった頃、ネリスはぼーっとしながらも目覚める。フレアの計らいであろう毛布に包まっていたようだ。
「フレアー、ネリスが起きたわよ」
 ネリスの目の前には本を読んでいるルシアがいた。
「では昼食を作りますね」
 厨房からフレアの声が聞こえる。ネリスは包まっていた毛布をたたむと、ぼんやりとしたうつろな意識の中、厨房まで出向き井戸から冷たい水を一杯コップに注ぎ、一気に飲んで眠気を飛ばした。
 フレアが用意した昼食は、ジャムパンケーキとハーブティーだった。留守番組は基本的に昼食は軽いものが用意される。
 ルシアも読書をやめ、ネリスとともに食卓につきパンケーキを食べ始める。

 女所帯の日常。季節は変われどもお昼は相変わらず質素なものであった。
[PR]

  by lywdee | 2010-11-30 05:06 | Eternal Mirage | Comments(0)

チェイサーLv74

 A職しか稼動できずテンション下がりっぱのリューディーです。こんばんわ。

f0158738_17234385.jpg
 地道に土精を狩り続け、ようやくLv74になった我がチェイサー。
 最初の方からAあげすぎたせいで火力ありません。かわしていけるから狩りにはなっていますが、そのうち土精カード出そうで怖いです。マンティスなら歓迎なんですがね。(ゼイタク)

 とりあえずLv80まで土精で頑張ってみて、Hitが340になったら狩場変更の予定。・・・と言っても旧スリッパマップなんですけど・・・。
 デモパン対策も済んでいるんであとはHitだけなんですよ。スリッパは普通に狩れてもデモパンのデータ見た限り、当たらんくらわんで泥試合化するだけなんでおとなしく今は土精で我慢しています。

 一応の予定なんですが、デモパンの要HitがクリアされたらSを少し振って、AをカンストさせてまたSに振る計画です。3次職どうすっかはまだ決めてません。せめてプリザーブ取ったら転職してもいいかな? 程度に考えています。シャドウチェイサーがどんなもんかまだ調べてる最中だし、プリザーブ取る頃には何Lvまでいくかわからないし、Lv74が何言ってるって感じですがね。

 とりあえず盗作Lv5になったら誰か三段ください。
[PR]

  by lywdee | 2010-11-26 17:37 | RO戦記 | Comments(0)

Eternal Mirage(100)

「手数だけに頼るな! もっと視野を広げろ!」
「はい!」
 早朝のプロンテラの郊外に金属のぶつかり合う音が響き渡る。
「朝からなんだい? うるさくて眠れん」
 セラフィーがあくびをしながら窓を見つめる。その先には矛先を合わす白鳥とヴァーシュの姿が映っている。
「珍しいな。あの2人が朝から稽古なんて・・・」
「白鳥のゲイボルグが出来上がったついでに、ヴァーシュの実力がどれほどのもんかって白鳥から誘ったらしい」
 セラフィーの問いにリューディーが答える。
(さすが父上。防御がうまい)
 スピアクイッケンで手数を増やすヴァーシュの戦法を読んでか、彼女の槍は白鳥に届かない。むしろ巧みに槍を扱う白鳥の方が、一見して防戦しているようにも見えるが押している。
 そしてスピアクイッケンの効果が切れた瞬間。
「隙あり! ブランディッシュスピア!」
「くっ!!」
 白鳥の反撃にヴァーシュは一歩踏み出し、槍の矛先を避け柄で受け止める。が、力負けして槍を弾き飛ばされ地面に倒れた。
 ヴァーシュが飛ばされた槍を拾うべく立ち上がろうとした瞬間、彼女の目の前に白鳥の槍の切っ先が向けられた。
「参りました・・・」
 ヴァーシュはおとなしく降参すると、白鳥がそんな娘に手を差し伸べて引き起こす。
「強くなったな。ヴァーシュ」
「父上・・・」
 それ以上2人に言葉はいらなかった。
 その一部始終を見ていたリューディーは様子を見て2人に近づき、持っていたタオルを無造作に投げ渡す。
「親子水入らずのところ悪いが、終わったんなら早く汗を拭け。冬が近いんだ、風邪ひくぞ」
「すまんな、リューディー」
「ほれヴァーシュも。ペコペコが心配してるぞ」
 ヴァーシュが視線をペコペコの方に向けると、確かに心配しているようにも見えなくもない。
「ヴァーシュ、ゲイボルグ。ありがとな・・・」
 白鳥がポンとヴァーシュの肩を叩く。
「頻繁には会えないが、また機会があれば来るといい」
「はい!」
 父親の言葉に力強く答えると、ヴァーシュはペコペコの元へと走り出す。
「いいんだな、これで・・・」
「ヴァーシュももう立派な大人だ、これ以上は男親の出る幕でもないだろう」
 ペコペコを走らせ一度2人の下へと戻るヴァーシュ。その表情は明るい。
「リューさん、タオル返します。父上、今日は稽古につき合わせていただきありがとうございました」
「クリシュナさんによろしくな」
「はい!」
 かくして、ヴァーシュは女所帯へと帰っていったのである。

 数十分後。

「ヴァーシュ機嫌よくね?」
 ル・アージュが食卓でリンゴを食べながらネリスに問いかける。
「白鳥の叔父さんに稽古つけてもらったらしいお」
「それでか・・・」
 妙に納得したル・アージュではあるが、風呂場から聞こえる鼻歌混じりのヴァーシュの機嫌がいい事に羨望していた。
「うちの親父も白鳥の叔父さんぐらい理解あればなぁ・・・」
 うらやましげにリンゴを食べるル・アージュ。それを見てネリスは「わがまま」とぼそりとつぶやいた。
 その脇をセージの衣装を身に着けたルシアが横切ろうとする。
「叔母さんおでかけ?」
「うん、エルディカスティス行ってくる」
「気をつけてねー」
 ネリスに見送られてルシアが外に出た瞬間、まばゆい光とともにルシアの姿が消えた。エルディカスティスでもらったアイテムによる瞬間移動の効果らしい。
「ヴァーシュがパラディンになったら、アタシもロードナイト目指して頑張るか・・・」
「ルシア叔母さんに先越されそうだけどねー」
「そうなんだよなー」
 食卓に突っ伏すル・アージュ。彼女もまた狩場が定まらないので悩みは尽きない。
 ネリスに言わせれば、消耗品の元手が取れれば何処でもいいと言うが、そんな都合のいい狩場なんぞル・アージュは知らない。むしろ教えて欲しいぐらいだ。
 そんなル・アージュはさておいて、女所帯の1日は始まったばかりであった。
[PR]

  by lywdee | 2010-11-24 10:01 | Eternal Mirage | Comments(0)

チェイサーLv73

 久しぶりに男垢で頑張っているリューディーです。こんばんわ。

f0158738_2305656.jpg
 Hitが足りないので土精狩りしてようやく73に。男垢はほんと久しぶりです。

 とりあえずデモパン対策にHitを上げなきゃならんので、Lv80までは土精狩りなんだろうなぁっと思う。スリッパには当てられるけど、デモパンの処理ができないことには狩場の変更もできません。

f0158738_23834100.jpg そしてJobも上がり、徐々に盗作への道のりが近づいてきています。とりあえず盗作Lv5になったら誰かから三段掌Lv5以上を盗作させてもらおう。

 まぁ目安のLv80になったらどこまでいけるかわかりませんが、V職が電源落ちで稼動できない状況なので、男垢唯一人のA職のチェイサーだけがまともに稼動できるので頑張ろう。
 V職は電源落ちしたら生き残れないし、電源落ちがあるからレースもできない。BSのLv上げはまだまだ遠い・・・。
[PR]

  by lywdee | 2010-11-23 23:16 | RO戦記 | Comments(0)

クルセLv96

 雷鳴ってるけど気にしないリューディーです。(キニスレ)こんばんわ。

f0158738_209417.jpg
 今日廃屋マップでLv上がった我が槍クルセ。ようやく折り返しのLv96になりました。このまま発光まで突っ走りたいのですが、とりあえず1ヶ月おやすみ。
 男女垢のアイテム移送もみなに手伝ってもらったので、今月分の課金でチェイサー育てたいところです。

 とりあえず1ヶ月男垢でチェイサー育てて、来月分の課金からはクルセの発光、転生を目指していこうと思っております。
 女垢のメインだったはずの槍クルセも、資金繰り優先でモンコに抜かれ、チャンプまで突っ走っちゃたのでメインの座から転落しかけていたので、ここは頑張って4人目の転生職目指したいところ。

f0158738_2019235.jpg まぁ廃屋相手に必死狩りしてたら当然のごとく出るカード。需要はないと思われるこのカード、どうしてくれよう? 姉貴cなら需要あるんだろうけどねぇ。厄払いにポリンに食わせるか。

 まぁ槍クルセは来年あたりに発光でしょうなぁ。
 転生→上位2次職までいったらチャンプを異世界で育てて修羅にしてしまおう。スリッパじゃ時間とSPがかかるんでピンギでも殴ってる方が早いという事がクエで判明してるので、予定通りのジョブ70転職を目指して頑張ろう。(挫折するかも?)

 早くグリフォン乗れたらいいな。
[PR]

  by lywdee | 2010-11-22 20:35 | RO戦記 | Comments(0)

狩場変更!

 何気にネタができたんで更新しようと思い立ったリューディーです。こんばんわ。

f0158738_084514.jpg ある日槍クルセのドロップの清算しにスパノビを起動させたところ、我らが溜まり場の側で寝転んでるレンジャーさんを発見。

 見事に寝転んでますが、特にMOBがいるわけでもなく寝転んどいて誰かがMobを処理したんだろうと推測。
 まぁ無害なのでそのまま放置しときました。

 ・・・で、最近何してたかと言うと、

f0158738_0144911.jpg セジでエルディカスティス行ってきました。

 別に深い意味はないんですけどね。ただなんとなくやること変わらないのでたまにはスリルを・・・っと言うことで、クエを消化しに行ってきました。某教授さんが言うように結構手間取りました。(特に移動が・・・)

 まぁ他のキャラでエルディカスティス行くつもりは今んところないので、持ちキャラでは唯一人のクエストになります。

 ただし、エルディカスティス来たからって何するわけでもないのが現状。本格的にセージ育てるのはまだ先です。

 とりあえず本来の目標は槍クルセの発光を第一にたまーーーーーーにセージを気分転換にやろうか。っ程度に考えてるんですよ。

f0158738_027878.jpg そして本来の目的に戻って槍クルセの育成のため狩場変更。

 え? プティcはどうしたって? 自力で出したんで男垢用のゲイボルグに刺しましたが何か?

 ss無いってどういうことかと言われるとなんですが、いちいち自慢げに披露するのも何かなって気がしたんで撮ってないです。

 本筋の話に戻って、狩場を変更しました。
 いざ西村へと思ったんですが、R化のために西村が無くなり、ネットで調べたら廃屋がODの東に大量に移動したのを知ってそこを狩場にすることに決定。

 廃屋って結構人気あるのね。狩りしてたら槍騎士やらSPPLKさんやらBSやら結構見かけました。
 途中オークヒーローに追っかけまわされましたが気にしない。

 ホントは異世界でピンギ追っかけるのもありかな? って思ったんですが、異世界クエのJob経験値がもったいなくて槍クルセは異世界行けません。なので廃屋で発光まで頑張ろうと思ったんですよ。

 まぁこれでカード狙いの狩りも終わったことだし、本腰いれて槍クルセの育成を進めていこうと思います。課金の切れる月曜日までにはLv96になってる事でしょう。

 では今日はもう寝ます(現在1時)。おやすみー。
[PR]

  by lywdee | 2010-11-20 00:47 | RO戦記 | Comments(0)

なんとなく・・・(2)

 日々冬が近づいてきている北海道からこんばんわ。リューディーです。一応生きています。

 最近ROやっていても集中力がついていかない。理由はわかっているんだけど、やる気は出ないしPCの調子悪いしでなかなか手がつけられない。
 PC2代目を買えば少なくとも集中力は出ると思われるが、その前に貯金を頑張らねばいいの買えないし、買ってもやる気がついてきてくれるかは不明。

 理由の一つ。

 最近、愛猫りとるが夜になると寂しがって一緒に寝ようと誘ってくるようになった。で、寝るまでかまってやってれば自然とこっちも眠くなる。生活のリズムが狂ってきてるようなのだが、冬が近づくにつれ睡眠時間が増えるこの体、余計ROやる気失せるのもわかる気がする。

 理由二つ目。

 現PC、ラグナやってると電源ごと落ちる上、復帰までの時間を考えれば10分間再Inできないと見ていい。と言うわけでG狩りにも参加できないし、PT狩りだと迷惑をかけてしまうのでソロ活動が基本になっている。現在30分ちょいで勝手に電源ごと落ちるので、狩りではBP切れるたびに休憩を挟んでしみじみInしています。

 まぁ目だった理由はこの二つ。おまけで言うとうちの回線、ISDNなので処理速度が遅いし重い。愚痴ばっか言っても仕方ないので、二代目買うまではこのPCと付き合わねばならない。

 やりたいことはいっぱいあるので、できる範囲内でできることから消化していこう。

 リューディーの独り言でした。
[PR]

  by lywdee | 2010-11-18 16:50 | 日常雑記 | Comments(0)

Eternal Mirage(99)

「ヴァーシュ姉、話があるの・・・」
 ある夜、ネリスはヴァーシュの部屋に訪れていた。
 蝋燭の火が灯るヴァーシュの部屋で、ネリスはヴァーシュに促されテーブルの側にある椅子に腰をかけて座ると、ヴァーシュもベッドに腰を下ろしネリスの顔を見る。その顔は至って真剣なまなざしである。
「あのね、ヴァーシュ姉、プティットカードの話なんだけど・・・」
「そうねぇ、最近めっきり出なくて滅入っているわ」
「そうじゃなくて・・・」
 言い出し辛そうにヴァーシュを見るネリスだったが、一度深呼吸してヴァーシュを見つめる。
「露店で出てたら買おうと思ってるんだ。プティカード」
 意外な言葉に目を丸くするヴァーシュ。
「最近の相場ならヴァーシュ姉が稼いだお金で買ってもお釣りが出るんだ。でもいつも売ってるって訳じゃないし、お姉の狩りを止める訳でもないの」
 お財布係のネリスがお金を出すと言う話にヴァーシュはしばらく言葉が出なかったが、真剣に話すネリスをじっと見ていた。
「クリシュナ叔母さんには悪いけど、このままじゃヴァーシュ姉も疲れて倒れちゃうよ?」
 ネリスが言いたかったのはまさにこの事だった。
 現にクリシュナも、毎日廃鉱にこもって7時間半も狩りをしてた時に何度か倒れている。それだけ必死に狩りをしていたらヴァーシュも倒れてしまうのでは? と、ネリスは心配しているのである。
「私なら大丈夫よ。でもなんで今更カードを買うと?」
「相場も安くなってるし、ヴァーシュ姉の苦労を減らそうと思って・・・」
「ありがとネリス。でも狩りはやめないわよ」
 ベッドから立ち上がりネリスの頭をなでるヴァーシュ。
「それでもいいの。でも露店で見つけたら買うからね」
「うん、わかった。私もあまり無理しないことにする」
 そう言ってまたヴァーシュはベッドに腰を下ろす。
 ネリスも言うことは言ったので、やおら立ち上がりヴァーシュの部屋を後にしようとドアを開けた。
「ヴァーシュ姉、無理しちゃやだよ」
「わかったわ」
 釘を刺すように去り際に一言ネリスがつぶやくと、見送るヴァーシュは苦笑いをする。
 そしてネリスが去るとヴァーシュはベッドに倒れこんだ。
「ばれてるのかしら?」
 ここのところ狩りに必死になっているせいか体が重く感じるヴァーシュ。それ以上に3週間もカードが出なくなっているので心労も溜まっている。ネリスが心配するのもわからなくはない。
 経済的に考えると自力でカードを出すことが一番なのではあるがこればっかりは運と数がものを言うので無理もかかる。ネリスがプティカードを買ってくれるならヴァーシュの苦労はなくなるだろう。
 どっちがいいのかわからなくなってきたので、ヴァーシュは蝋燭の火を消しベッドにもぐりこむのであった。
[PR]

  by lywdee | 2010-11-16 16:23 | Eternal Mirage | Comments(0)

なんとなく・・・

 最近PCの限界に疲れてきたリューディーです。こんばんわ。

 特にこれといったネタではないのですが、プティ狩りで疲れたんでなんとなく更新しようと思い立ちました。

f0158738_1731798.jpg
 先日発光転生した某GM様がINしてたんで転生祝いしていたら、枝折の話題になったんで元溜まり場にてポキポキと・・・。
 たいしたMOBは出ませんでしたが。何か?

 そんでもって私の狩りの方はと言うと、一向にプティc出してませんし、PCの調子も良くないんで狩りもローペースになっていますがとりあえず元手は取れています。このまま行けば間違いなくカードが出る前にLv96になることでしょう。

 とりあえず資金も貯まってきたことだし、相場次第じゃ買ってもいいかな? って考えてきました。自力で出すのも疲れてきたんでね。まぁ露店に出てくるのを待つ間のプティ狩りみたいですがね。

 正直@約15kドラゴンの牙集めれ30kになるんですが、チャンプほどのカード運がクルセにあればなぁとしみじみ思う。とりあえず狩りがんばろ・・・。
[PR]

  by lywdee | 2010-11-14 17:21 | RO戦記 | Comments(0)

Eternal Mirage(98)

 しばらく続いた秋の長雨もようやく終わりを告げ、季節はどんどん冬に近づきつつある。そんなプロンテラにあるクリシュナ達女所帯の面々は、それぞれの冬支度を始めていた。
「セラフィー様、いかがでしょうか?」
 この日は男所帯のブラックスミス、「セラフィー」がフレアに呼び出され浴場の釜を点検に来ていた。
「ああ、問題ないな。このまま春までしっかりもつだろうな」
 風呂釜の点検のため釜の中に顔を突っ込んでいたセラフィーは、すすだらけになり持っていた手ぬぐいで顔を拭くと手ぬぐいそのものまで真っ黒になっていた。
 フレアが井戸から水を汲んでいたたらいをセラフィーの前に差し出すと、セラフィーは冷たい水で顔を洗い始める。
「後は暖炉か?」
「はい、お願いいたします」
 顔を綺麗にしたのもつかの間、セラフィーは女所帯に入り居間の暖炉の中にまた顔を突っ込む。それから煙突もチェックしてまたたらいの水で顔を洗う。
「ふむ、こっちも問題ないな。これなら難なく春までもちそうだ」
 真っ黒になった手ぬぐいとたらいの水を尻目にセラフィーは持ってきた工具を抱えて女所帯を立ち去ろうとする。
「お手数をおかけしました」
「いや、いいって事よ。壊れてから言われるよりかはましだからな。大事に使ってくれさえすればそれでいい」
 セラフィーはそう言い残して帰っていった。
 フレアもひと段落着いたのか厨房で自身の淹れた紅茶を飲んでほっとする。
 毎年の事ながら、冬が近づくたびにセラフィーが火周りの点検に来てくれるので、フレアとしても気が気でない。特に厨房が一番気にかかっていたが、それも問題ないとの事で彼女自身もほっとしている。家事一般をすべて見ているフレアにとって、厨房は一番の心配事でもあるのでそこが問題ないと言われれば安心できるというものだ。
 それから数分後、フレアは今度は脱衣場から下着のたまったかごを持ち出し、厨房でたらいを用意して洗濯を始める。男性がいたらできない仕事なので、セラフィーが帰るまで手がつけられなかったので、こちらは若干急ぎめに下着を洗っていく。
 洗濯が終わると今度は暖炉を焚いて洗濯物を干しにかかる。

 その頃男所帯では・・・。

「ただいまー」
「帰ってきたか」
 玄関から入るなりリューディーが待っていたかのように突っ立っていた。
「なんかあったのか?」
「ヴァーシュらがな」
「?」
 セラフィーは玄関から工房に入るとそこにはヴァーシュ、ル・アージュ、ネリスの3人がセラフィーを待っていた。
「雁首揃えて何してんだ?」
「武器の手入れ頼みにきました」
 ル・アージュらが工房のテーブルにそれぞれの武器を置く。
 それらを一目見ただけでセラフィーはため息を一つつく。
「刃こぼれにヒビ、血糊による錆。派手に使いまくったものだな・・・」
 呆れ果てたセラフィーは一つ一つ手にとって見ていく。
「材料取ってくるからお前らは家に帰ってれ。直し次第届けるよ」
「お願いしまーす」
 そう言ってル・アージュら3人は工房を後にした。
 残った武器を見つめながらため息をついたセラフィーだったが、気持ちを切り替えてカプラ職員の下へと出かけていった。

 数分後。

 セラフィーが工房の釜に向かい鞴で釜の温度を上げていく。そしてヴァーシュらから預かった武器を一つ一つ丹念に打ち直していく。
 打ち直しが終わると今度は砥石で丁寧に刃こぼれや錆を落とし、錆止めを塗って仕上げていく。
「終わったぁ・・・」
「ご苦労さん」
 リューディーからの差し入れで、セラフィーにアイスクリームが渡される。
 セラフィーはセラフィーでアイスを食べながら武器を一本一本確かめるように見つめて、カートにどんどん積んでいく。
 すべての武器が修復された頃にはもう陽は沈み始めていた。
「んじゃ届けに行ってくるわ」
「いってらっしゃい」
 リューディーに見送られながらセラフィーはカートを引いて女所帯へと向かっていった。
 セラフィーの苦労は今に始まったことではないが、武防具に関しては彼にしか頼めない事だから仕方がないと半分は諦めがついているようだ。

 彼の苦労がなくなる日は多分こないだろう・・・。
[PR]

  by lywdee | 2010-11-09 11:52 | Eternal Mirage | Comments(0)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE